Human
Development

社会開発委員会

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「命と音楽」

479_北川 達也_2024(社会開発委員会)

社会開発委員会 委員長

北川 達也

 「歌は世に連れ、世は歌に連れ」。戦時には軍歌で戦意高揚を図り、バブル期には豪奢で明るい音楽が好まれました。 では現在の流行歌はあいみょんやAdoに見られる、生きづらさや将来への不安などが顕著に表れています。イントロがない曲も随分と増えました。それだけ余韻を楽しむ心の余裕が減りつつあるのかもしれません。豊かな自然と生活環境に恵まれた箕面に於いても、年間約十数名が命を自ら断つ決断をしています。故に箕面に住み暮らす人の生きるハードルを下げることも私たちの役割です。

 まずは、2021年から箕面船場ライオンズクラブと共同開催をしてきた献血運動を、当年は事前告知と献血の必要性の訴求にも力を入れ、市民の皆様にご理解とご協力をいただけるよう実施します。そして、年齢や立場を問わず子どもからお年寄りまですべての人の生きるハードル下げるべく、「生きてさえいれば楽しいことがある。」と思えるきっかけになるような、「命と音楽」をテーマにしたメイン事業を 6月に実施します。また、箕面には他市に誇れる素敵な事業があることや、それを運営する一般社団法人箕面青年会議所(以下、JCI箕面)のメンバーの魅力を発信し、会員の拡大にも寄与します。 さらに、生きることに悩む人々を手助けするには「家族の存在」も必要不可欠です。命の大切さや家族の尊さをテーマに家族の絆を再確認し、明日を生きる希望を与え、生きづらさを取り除く定例会を 11月に実施します。当年の基本方針である、「失敗を恐れずに何事にも挑戦する」をモットーに単年度制でこの1年しかない JCI箕面のメンバーと、力を合わせて取り組んでまいります。

 各定例会を実施する中で、私たち自身が全力で楽しむ姿勢を見せることにより、今まさに「死にたい」と悩む人、この先「死ぬほどつらい思い」をするであろう人に生きる意味を伝えられます。そして、明るい歌で溢れる世の中を目指すことで、箕面を「人生楽笑」のまちにします。

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箕面青年会議所は5つの委員会を設置し、様々な取り組みをすすめています。

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