青少年育成委員会
「家族関係の架け橋に」
青少年育成委員会 委員長
水嶌 太樹
昨今は時代の流れと共に、生活は便利になり生活環境は多様化しました。その反面、年々自殺率が上昇していることが問題視されています。また共働き世帯が増加傾向にあり、 「子どもと接する時間がほとんどない」と回答する割合が増加し、家族団欒の時間が減少しています。子どもたちにおいては私生活における生きづらさ等が問題視され、大阪府の統計では子どもたちの自殺原因の4割は家庭不和が原因となっており、一般社団法人箕面青年会議所(以下、JCI箕面)はこの課題を緩和する必要があります。
まずは、家族の力で子どもたちの自己肯定感を高め、円滑に人間関係を構築することが出来るほか、幸福感を高めることのできる3月定例会を開催します。また、5月には国技である相撲を通じて子どもたちが礼儀作法や相手を慮る心、挑戦し続ける強い気持ちを学ぶための「わんぱく相撲箕面場所」を開催します。今年度は相撲の練習を親子で取り組むことができる場を提供し、親子で協力して物事に打ち込むことの大切さを学ぶことが出来るようにします。そして、「JCカップ」も開催し、事業を通じ体力向上、人間力の成長、新たな友情の芽生えに繋がる青少年育成活動を行います。さらに、子どもたちの自己肯定感の低さを緩和させるために、スポーツを通して役割を与え、チーム一人ひとりがコミュニケーションを図ることで一個人の大切さが明確化し、JCI箕面メンバーだけでなく、地域から参加者を幅広く募り、スポーツを通して一致団結することで家族の関係性を深める9月定例会を開催します。
JCI箕面のメンバーが地域の方々と関係向上する機会を設け、楽しく笑顔あふれる姿を見せることで子どもたちにも生きる喜びを感じてもらい、箕面を「人生楽笑」のまちにします。
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